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朝目覚めると、なんだか顔全体が重いような違和感。鏡をみるとパンパンに顔がむくんでしまっていた。

そのような経験はありませんか?むくんだままの状態では化粧乗りもイマイチですし、何より顔の印象が全然違うので、朝からテンションが下がってしまいますよね。

むくみというのは、体内の水分が何らかの原因で皮膚の下に溜まってしまい、全身または身体のどこか一部分が膨張してしまっている状態なのです。

まずは自分のむくみを確認!ふくらはぎを押してみよう

指で10秒ほどふくらはぎを強く押してみて、指を離してもまだ皮膚がへこんだままの場合は、むくみがある状態だといえます。

このむくみですが侮ってはいけません。むくみが強い時は、なんと体重の5パーセントから10パーセント以上の水分が溜まっていると言われています。

体重50キロの女性なら、なんと2.5キロ~5キロ分の余分な水分が体内に残っていることになります。

体内の水分は、重力により身体の下の方へ溜まっていく性質があります。夕方になると足がむくんでいることが多いですよね?

これは、身体の水分が下降し、身体の下半身にどんどん溜まってしまうからです。

顔のむくみは、朝に経験することが多いと思います。これは、寝ている状態だと、頭も手足も胴体もすべて同じ高さになるため、顔を含めた全身に余分な水分が行きわたってしまうからです。

朝起きた時に顔がむくんでいても、起き上がって日常生活を送っていれば水分はどんどん下がっていくので、時間が経つにつれ自然とむくみは解消されます。

しかし、顔は第一印象の決め手。顔がむくんでいると全体的に顔が大きくなりますし、瞼も腫れぼったくなり目元の印象が全然違います。

マスクに眼鏡で顔を隠して出かけることも可能ですが、せめて出かける前に目元だけでも何とかなれば、いつもの印象に近い状態になりますよね。

出かける前に試してみるべき対処法

忙しい朝でも簡単にできる、時間のかからない対処法、またむくみの原因や、むくみ体質を予防する方法をまとめましたので、むくみに悩まされている方は是非ご覧ください。

冷温タオルで刺激

  1. 温かいタオルと冷たいタオルを2枚準備します。
  2. 温かいタオルを顔の上に10秒のせます
  3. 冷たいタオルを同じように顔の上に10秒のせます。
  4. 温かいタオル→冷たいタオルを3セット繰り返します。

顔全体を温めることで体内の血管を広げ、冷たいタオルで血管を引き締めます。血管に刺激を与え、水分の循環を助けるのです。

温度差はシッカリある方が良いので、火傷しないギリギリの熱さのタオルを、顔にのせる前に数回パンパンと手ではたいてから使用すると効果が高いです。

首元と顔のリンパマッサージ

リンパマッサージをすると、血流の流れが良くなり、むくみ解消に効果があります。リンパの流れの最終出口は「鎖骨」の下にあるリンパ節です。

身体の中にあるほとんどのリンパは、静脈に合流するため左側の鎖骨の下に集まりますので、このリンパ節は一番詰まりやすくなっています。

まずは鎖骨の周辺をすっきりさせてからリンパマッサージを行います。

  1. まず、左側の鎖骨のくぼみに指を当て、外側から内側に向かって数回さすります。
  2. 次に、左右の口角部分に両手の指を3本ずつそえます。
  3. 口角→小鼻の付け根→目の下→耳の付け根→首→鎖骨の順に動かしていきます。
  4. 大きな丸を描くような気持ちで、3周くらいマッサージしてください。

内側にゴリゴリとした感覚があれば老廃物が詰まっている証拠ですが、リンパマッサージは強くさすれば効果が高いというものではありません。

自分が一番気持ち良いと思う強さでマッサージしてください。

リンパマッサージをご紹介しましたが、リンパストレッチという方法もあります。

手を使わないので指が疲れないメリットもありますし、日頃からケアすることによってむくみになりにくい体づくりができます。

リンパストレッチのやり方については「リンパストレッチで毒素を排出!水を溜め込まない体づくりの方法とは」でご紹介しています。

ぜひ確認してみてください。

むくみに効果的なツボを刺激

顔にある「四白(しはく)」というツボを刺激します。

顔のむくみ改善や血行促進のほか、目のクマやたるみにも効果があると言われていますので、むくみ解消のためだけではなく日ごろから刺激しておきたいツボです。

【 四白の探し方 】

  1. まっすぐ前を向いた状態で、両目の黒目の下に人差し指を当てます。
  2. そのまま指を下瞼の骨がある部分から、約1センチ(指1本分)下にずらします。

浅くくぼんでいる部分が四白です。四白に指の腹を当てるようにして5秒ほどぐっと押さえます。

ツボを見つけるコツさえつかめば、どんなに時間がない時でも実践できるおすすめの方法ですので、是非この機会に四白を探してみてください。

内臓機能を活性化させるツボを刺激

塩分(ナトリウム)を取りすぎるとむくみの原因となります。

顔がむくんでいるな~と思った時に覚えておいてほしいツボを2つご紹介します。

腎臓の働きをよくする「天柱(てんちゅう)」、消化器系の働きをよくする「太陽(たいよう)」です。

天柱の探し方・刺激方法

腎機能が弱っていると、どうしてもむくみやすい体質になってしまいます。余分な水分をしっかり身体の外に出すために、ツボ刺激で腎臓の働きを活性化させます。

  1. 首の後ろ側、首筋と脊椎の間を沿うように、両手の親指をおきます。
  2. ゆっくりと上に押し上げていき、髪の毛の生え際当たりで頭の骨とぶつかる部分が天柱です。
  3. 両手の親指で天柱を押し上げるように刺激し、そのまま頭を後ろに倒します。
  4. 鈍い痛みを感じたところでストップし、息を吐きながらゆっくりと頭を前に起こします。
  5. この頭を倒して起こす動作を5回ほど繰り返します。

太陽の探し方・刺激方法

目尻と眉尻の中間から指1本分後ろ側の部分が太陽です。

ちょうどこめかみの中央当たり、口を動かすと筋肉が動くところです。太陽をぐりぐりと押すだけで十分なのですが、より効果のあるマッサージ法をご紹介します。

  1. 左右の太陽を両手の親指で押し、残りの4本の指は軽く握り、頬に当てるようにします。
  2. そのまま目頭まで目の下をゆっくりとマッサージします。
  3. 目頭から目尻まで目の上をゆっくりとマッサージします。
  4. 「の」の字を描くような気持ちで、目のまわりの骨のラインに沿って数回行ってください。

顔のむくみの原因は内臓の病気の可能性も?!

もし、ひどいむくみが日常的に続いているようであれば、内臓の病気の可能性を疑ってみてください。

むくみの原因として一番に疑われる病気は腎臓の疾患です。

腎臓は身体の老廃物を尿として身体の外に排出し、栄養素をだけを体内に戻す働きをしたり、体内の水分量を調節する役割を担っています。

腎臓の病気だけではなく、むくみの原因として、心不全や肝硬変などの重篤な病気が隠れている可能性もあります。

むくみが出ているということは、何らかの理由で体内の老廃物の循環が上手くいっていない状態ですので、日常生活で思い当たる原因が無いにも関わらずむくみが頻繁に出る方は、一度病院で診てもらうことをお勧めします。

むくみとサヨナラするためにできること

いくらマッサージをしてツボを刺激したところで、生活習慣が何も変わらないのでは意味がありません。

生活習慣の改善も視野に入れてむくみを改善していきましょう。

過度のアルコール・塩分摂取を極力抑える

お酒を飲んだ翌日は特にむくみが強く出ることがあります。

特に度数の強いお酒には注意してください。お酒の席では肴として塩気の強いものを一緒に食べることが多く、この塩分の取りすぎもむくみの大きな原因となりますので、注意しましょう。

塩分排出にはカリウムがおすすめです。

カリウムを効果的に摂取する方法については「現代人に不足しがちなカリウムを効率よく食品から摂取する方法」で詳しくご紹介しています。

栄養バランスを考えてご飯をたべましょう

食事制限を伴うダイエットを行っていると、身体の栄養バランスが偏りがちになります。

特にビタミンやミネラルが不足すると、新陳代謝が悪くなり、むくみだけでなく深刻な身体の不調が出てくる可能性があります。

栄養バランスが偏ってしまったときにはサプリメントで調整する方法もおすすめです。

むくみ解消のサプリメントは「むくみはサプリで撃退しよう!顔や足の膨張感を軽くする方法」でご紹介しています。

ホルモンバランスを整えましょう

月経によって女性の身体はホルモンバランスが崩れやすくなります。

生理になると女性ホルモンの分泌が増えるため、周期的にむくみが出ることがあります。

漢方で体質改善

漢方の世界では、むくみは「水(すい)」が停滞している状態と考えられています。

漢方でいうところの停滞している水(すい)は、身体を冷やしてしまい、代謝の働きを悪くするため、肥満の原因になると考えられています。

むくみが気になる方におすすめの漢方は、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)です。

防已黄耆湯は

  • 防已(ぼうい)
  • 黄耆(おうぎ)
  • 白朮(びゃくじゅつ)
  • 大棗(たいそう)
  • 甘草(かんぞう)
  • 生姜(しょうきょう)

この6つの生薬で構成されています。汗をよくかき、疲れやすい、水ぶとりタイプの方によく処方されます。

胃腸の働きが悪くなっていると、暴飲暴食をしていなくても身体が水分を処理しきれず、体内に残ってしまうことがあります。

この防已黄耆湯で胃腸の働きを高めて、余分な水分を身体の外へ出すよう働きかけます。

漢方薬で重い副作用が出ることはほとんどありませんが、持病のある方やすでに服用中の薬がある方は、自己判断で漢方薬を使うことは避け、必ず事前に医師と相談するようにしてください。

これからはスッキリ小顔で家を出よう!

万が一、顔がむくんでしまった時の対処法はお伝えしましたが、ただでさえバタバタと忙しい朝です。

できるだけ落ち着いて出発準備ができるように、日ごろからしっかり予防して、むくみ知らずの体質を目指しましょう。

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