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夏の時期に気になる日焼け。しかし、春から日焼けは始まっています。日焼けをしてしまった時のケアが、その後の夏や秋の肌を決めます。

日焼け後の肌は、黒くなったり、赤くなったり、悪化するとヒリヒリして眠れないことも。今回はそんな日焼け後のトラブルを防ぐためのアフターケアをご紹介します。

効果的な方法からおすすめのサンアフターケア商品を13選ピックアップしました。今年の夏は日焼けトラブルのない美肌を目指しましょう。

[1]どうして日焼けするの?

日焼けのメカニズム

小さい頃は気にしていなかった日焼け。しかし、大人になると何もケアしないわけにはいきません。そもそも日焼けとはどのようなメカニズムになっているのでしょうか。

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織(皮下脂肪など)の3層で構成されています。その中でも紫外線等の外的刺激から肌を守っているのが1番外側にある「表皮」です。表皮では、28日周期で古い角質が剥がれ落ち、新しい皮膚が出来るターンオーバーが行われています。日々生まれ変わる表皮ですが、日焼けにも表皮が大きく関わっています。

皮膚が紫外線を浴びると、表皮内の細胞が紫外線を反射して体内に入り込ませまいとしますが、反射しきれなかった紫外線はさらに奥に入り込もうとします。表皮の奥にある真皮に入らないように守ってくれるのが、「シミ」と言われるメラニン色素です。

表皮内、一番底辺にある基底層と言われ、肌細胞を作っている部分にある「メラノサイト」という細胞が紫外線を通らせないように「メラニン色素」をつくり出します。
この「メラニン色素」が増えると肌の色が濃くなる、それが日焼けのメカニズムなのです。メラニン色素が日焼けの原因と一言で片付けられがちですが、実は皮膚細胞が破壊されないように守っている大切な物質なのです。

紫外線の種類

紫外線は、大きく3つに分けられます。波長が1番長いUVA(色素沈着)、次に長いUVB(赤斑作用)、そして最後にUVC(殺菌作用)です。

・UVA

しわ、たるみ、老化等の原因となります。ガラスや洋服も通すため、直接光を浴びなくても日焼けに繋がります。ジワジワと時間をかけて肌を侵食するように侵していくのが特徴で、夏の終わりに感じる、肌のゴワゴワ感やしわ、たるみに影響を与えるのがUVAです。

・UVB

表皮を赤くさせ炎症を引き起こす原因となります。表皮の細胞や細胞膜を破壊する恐れもあり、炎症や酷くなると火傷などの皮膚トラブルに繋がるケースも。日焼けによるシミ、ソバカスを引き起こすのもこのUVBです。

・UVC

有害な紫外線です。オゾン層によって今までは地上まで来ないとされていましたが、近年はオゾン層の破壊により危険性が高まっているため、注意が必要です。

想像以上に大切な日焼け後のアフターケア

単なる日焼け、1日経てば症状は治る、と油断してはいけません。日焼けには種類があるため種類によってタイプを理解しましょう。

・黒くなる(サンタン)

日焼けと言えば小麦色に黒くなることを想像される方も多いかと思います。黒くなる日焼けのことを、サンタンと呼びます。痛みはほとんどないため、気づいたら黒くなっているのが特徴です。UVAの影響でひき起り、紫外線を浴びた5日前後から皮膚の色が変化します。

・赤くなる (サンバーン)

サンタンと違い赤くなる現象を経験している方もいるかと思います。赤くなる日焼けのことを、サンバーンと言います。こちらはUVBの影響で引き起るもの。痛みがあり、紫外線を浴びて数時間後に発症するケースがほとんどです。もともと色が白い方、肌が弱い方によく現れます。

・皮が剥ける

日焼け後何日かすると皮がむけてくる人もいます。小さいころは、皮をむくのが好きな人もいたのではないでしょうか?皮がむけるのは、ダメージを受けた肌が乾燥して、生まれ変わっていることを指します。そのため、意図的に皮を剥くと、生まれ変わる予定のない皮も剥いてしまう可能性があります。自然と剥けるのを待つことが大切です。

・かゆくなる・痛くなる

日焼けした後に肌がしっかりと生まれ変わることが出来れば問題ありませんが、肌の細胞が傷つき炎症を起こしていくと、かゆみや痛みを発症する恐れがあります。水分が足りないことが原因のケースが多いため、冷やしたり保湿や水分補給をしたりする必要が出てきます。

症状がひどくなった場合は、軽度のやけどを引き起こしている可能性もあります。水ぶくれ等になっていると感染症を引き起こする危険性も出てくるため、皮膚科の診療をおすすめします。

以上のように、「日焼け」と一言で言っても、人によって違う症状が出ることがあります。特に軽度のやけどのような症状がでる方は、アフターケアをしっかり行い、悪化しないように注意しましょう。

[2]おすすめアフターケア4つの方法

日中紫外線をたくさん浴びてしまったから、もう手遅れだ、と思っている方は、アフターケアを試してみましょう。もちろん紫外線を受けたことを無かったことには出来ませんが、症状を緩和することは可能です。

冷やす

日焼けした後、肌が熱くなり、ヒリヒリした経験はありませんか?日焼けは火傷の一種とも言われています。火傷した時に冷やすのと同様に、日焼けした肌を冷やすと肌の炎症を抑えることが出来ます。熱を帯びている部分、ヒリヒリした痛みが伴っている部分に、冷たく濡らしたタオル、氷嚢や保冷剤を当てて冷やしましょう。

直接シャワーを浴びるのは逆に刺激を与えてしまう場合があるため、控えたほうが良さそうです。同様に、氷を直接当てることも望ましくありません。過度に冷やし続けてしまうと毛細血管が更に拡張してしまい、赤みが増してしまうこともあります。肌の赤みや痒み、ひりつきの状態に合わせてケアをするようにしましょう。

保湿

紫外線を浴び、ダメージを受けると、肌表面は通常よりはるかに乾燥します。そのため保湿がその後の炎症を治める役割を果たします。肌への刺激が少ない敏感肌用化粧水を使用することをおすすめします。日焼け止めをしっかり落とすことも忘れずに。

冷蔵庫で化粧水を冷やしておくと炎症にも効果があり、気持ちよくつけることが出来ます。コットンを水で絞り、たっぷり化粧水をふくませ、優しくパッティングするように塗布します。肌表面が脱水状態で赤みなどが出ている場合、冷やす+保水が必要になるため、軽くパッティングし風を肌に軽く送ることで、冷やしながら保水することができます。

保湿に関しては、「アルコール入りのもの」「美白効果のあるもの」は日焼け後すぐには使用しないようにしましょう。一部の成分が強い刺激となり反応してしまう可能性があります。保湿の高いシートマスクも同様のケースがみられるので、日焼け当日は避けましょう。一方、日焼け後ほてりが落ち着いたらダメージをケアするために、しっかりと保湿を行うことも大切です。

内側からビタミンケア

日焼け後のアフターケアは、外側だけでなく、身体の内側から対策することも可能です。健康な肌を作り上げるのに大切なのはビタミンです。ビタミンCはシミやそばかすを作り出すメラニン色素の合成を和らげます。例えば、グレープフルーツやレモン、キウイ、いちご、スイカなどのフルーツや、トマト、パプリカ、ブロッコリー、ジャガイモといったビタミンCを多く含む食材として代表的なものを積極的に食べるようにしましょう。

また、牛肉、大豆製品、うなぎといったミネラル物質の多い食品や、ビタミンE、ビタミンA、リコピンといった栄養素も肌の再生を助けてくれますので、摂取することをおすすめします。乾燥している肌には水分補給は必須です。いくら外から保湿を頑張っても、体内の水分量が足りなくては意味がありません。ミネラルウォーターはもちろん、ビタミンの入ったフレッシュジュース等も効果が見られます。

美白パックでシミ対策

前述でも紹介しましたが、美肌パックは日焼け後すぐに使用することは避けましょう。冷やしたり、保水することで、火照りや痛みがなくなったら、アフターケアを行いましょう。日焼けした後はしわやシミの原因となるため、美肌効果のあるものや保湿成分の優れたものを使用すると良いでしょう。化粧水だけでなく、パックを行うとより効果が期待できます。

シミやくすみをケアしたい場合は、特にビタミンCが配合されたものがおすすめです。ビタミンCは、シミの原因であるメラニン色素を抑制し、出来てしまった後も還元してくれる優秀な成分です。色素沈着を抑えてくれるほか、肌の老化を防いでくれ、肌のハリにも働きかけます。パックは長時間行うと、逆に乾燥を招いてしまうので、使用時間に注意しましょう。

[3]日焼けした後は、入念なアフターケアを!

本当は、日焼け止めは一年中必要なアイテムです。ですが、もしも日焼け止めを塗り忘れた、としてもそこで諦めず、アフターケアをしっかり行うことで、今後の肌が変わります。またサンケアをしていたとしても完全には防ぐことはできません。日焼けで黒くなる方、赤くなる方、それぞれの肌質を理解して入念なケアを行いましょう。これからの時期のうっかり日焼けも気を付けてくださいね。

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