記事の詳細
少しでも気になる赤ら顔!赤ら顔になる原因&改善方法
自分に自信が持てず、人とのコミュニケーションが苦手という人は自身の見た目にコンプレックスを持っているという人が少なくありませんよね。
顔が赤くなる「赤ら顔」もその一つで、特に顔は体のように洋服で常に隠せるというわけにもいかないため当人にとっては深刻です。
赤ら顔は軽度であればセルフケアで治すことが可能のです。しかし重度の症状になってしまうと自分でケアすることが難しくなってきます。
そうなる前の早めのケアはじめませんか?悩んでいるだけでは症状は悪化してしまう一方ですよ!
そこでここでは赤ら顔になる原因と改善のために自分でできるケア方法をご紹介していきます。
赤色の正体は皮膚から透けて見える血管
赤ら顔とは、毛細血管拡張症とも呼ばれているように皮膚の下の毛細血管が様々な理由で広がり普段は見えない血管が皮膚から透けて見えてしまう症状のことです。
血管が透けて見えるその訳とは?
- 皮膚が薄くなってしまっているため
- 毛細血管が増え流れる血液の量も増すため
毛細血管の拡張は主に急激な気温差に対応できないときに起こります。 このようなことが理由で毛細血管は皮膚から透けて見えてしまうのです。
冬の寒い時期に屋外から暖房の効いた室内へ入ると顔が赤くなることはありませんか?
特に寒い地方の方は屋外と室内の温度差が激しくなるので毛細血管が多くなる、日焼けしないため肌は薄くなり血管が透けて見えやすくなると言われています。
酒さ(しゅさ)という疾患が原因になることも
酒さとはその呼び方からお酒が関わっている病気と誤解されやすいですが、お酒を飲んだときのように顔が赤くなることからそう呼ばれています。
血管が増殖してしまうことで顔が赤くなってしまう赤ら顔の原因の一つです。
この場合の血管の増殖は皮脂腺が異常に増殖してしまうことで皮脂腺周辺の毛細血管におこります。
- 鼻
- 頬
- 前額部
の血管が拡張し赤ら顔になり症状が進むと重症化することもあります。
肌荒れやニキビは肌の炎症が広がり赤くなっている
ニキビなどを繰り返し毛穴のトラブルが原因で頬を中心に赤みが広がっている場合もありますが、この場合は皮膚自体が赤くなっているタイプで毛細血管の拡張が原因ではなりませんが、同じように赤ら顔と総称する場合もあります。
このような赤ら顔はその原因になっている皮脂線の炎症を抑えることで改善が期待できます。
フケが増えたと感じたら脂漏性皮膚炎の可能性も
脂漏性皮膚炎とは過剰に分泌された皮脂が原因となり皮膚で酸化が進み、炎症を起こし顔が赤くなってしまう疾患です。
顔だけでなく頭皮や耳の裏などに症状がでる場合もあります。
赤みに伴い大きめのフケもその症状の一つですがフケは脂漏性皮膚炎の初期症状と言われています。
慢性化してしまう場合が多いため症状が気になったら皮膚科を受診することをおススメします。
赤ら顔の改善法
赤ら顔は皮膚が薄くなってしまっていることが大きな要因の一つです。
生まれつき皮膚が薄いという方もいますが、 ほとんどの場合間違ったスキンケアなどが原因で顔の皮膚は薄くなってしまいます。
薄くなってしまった皮膚を厚くして丈夫な肌目指すことが赤ら顔改善にもつながっていきます。
脂性肌にあったスキンケアを
赤ら顔の人は脂性肌体質の人が多い傾向にあります。
そのため過剰分泌される皮脂を必死で取り除こうと間違った洗顔方法をしてしまう人も少なくありません。
その間違った洗顔方法がさらに脂性肌を悪化させ赤ら顔を引き起こす原因となる場合もあります。
脂性肌の正しい洗顔方法は肌に刺激の少ない石鹸をたっぷり泡立て優しく洗うことです。
間違っても顔の皮膚の上で擦りながら泡立てて洗わないようにしましょう。また、脂性肌のため清潔を心掛けようと過度の洗顔はNGです。
肌に必要な皮脂まで全部取り除かれてしまうことでさらに皮脂分泌は増してしまいます。
洗い流すときも熱いお湯は皮脂を落とし過ぎてしまうためぬるま湯程度のお湯で洗い流しましょう。
生活習慣を見直してみよう
- 辛いものなどの刺激の強い食事が多い
- 大量のアルコールを日常的に飲んでいる
- タバコを吸っている
- カフェインの過度の摂取
これらのことは体に与える強い刺激で毛細血管の拡張を慢性的に引き起こし赤ら顔の原因になりかねません。
心当たりがある方は一度生活習慣を見直してみましょう。
体の内側からのケアも欠かさない
赤ら顔の改善が期待できるといわれている栄養素として以下の3つがあります。
- ビタミンA
- ニンジンやカボチャなどに多く含まれ、肌の新陳代謝を活発にし炎症も抑えてくれる効果
- ビタミンK
- 納豆や緑黄色野菜に多く含まれ、血液の流れをスムーズにして毛細血管の拡張を防いでくれる効果。
- ビタミンC
- レモン、ブロッコリー、ピーマンなどに多く含まれ、皮脂の分泌を抑えてくれる効果。
※ビタミンK摂取で注意してほしい事
ビタミンKには血液を固める止血の役割をする働きもあります。赤ら顔を改善するためにと過剰に摂取してしまうと毛細血管の改善にとどまらず血液を固めてしまう恐れもあります。また、高血圧で薬を飲んでいるという人は薬の効果を軽減させてしまうこともあります。
赤ら顔を上手に隠す
人と会うときは赤ら顔がストレスの原因にはなっていませんか?ストレスも症状を悪化させてしまうことになりかねません。
人と会うときは少しでも笑顔が増えるように、赤ら顔を隠すメイク方法を覚えましょう。
赤ら顔のためのメイク方法
- ベースはグリーンを使用する
- 赤みの強い肌にはグリーンを重ねることにより自然な人肌に見せてくれます。
- チークはオレンジ系で抜け感を
- 赤ら顔にチークはNG!という印象がありますが、顔の立体感を出すためには必要なものです。ただ、赤ら顔の場合ベースメイクをしっかりとする必要があるためチークも同じように強めにしてしまうと厚化粧の印象になってしまいます。そのため色はピンク系よりもオレンジ系のものを使用し抜け感を出すようにうっすらと入れるようにしましょう。
- 目元を強調したメイク
- チークは程よく、アイメイクはしっかりすれば目元が協調され赤ら顔が目立ちにくくなります。
赤ら顔だから、とメイクを控える人も少なくありませんが、
自分を素敵に見せるメイクは気持ちを前向きにしてくれる効果があります。精神的に良いことは赤ら顔改善にもつながります。
セルフケアを行いながらメイクも楽しみましょう。
赤ら顔は誤解されやすくストレスの原因にもなる
赤ら顔であることから
- 人前にでることが苦手になり内向的な性格になってしまう
- いつも下を向いている
そのようなことから周りの人に暗い印象を与えてしまうこともあります。社会人であればそれが仕事にも影響してしまう場合もあるかもしれません。
また赤い顔のせいで発熱や、酔っ払いなどと勘違いされるなどあらぬ誤解を受けてしまうことにもなりかねず嫌な思いをしてしまうこともあるでしょう。
そして特に女性はメイクが上手くいかずオシャレが楽しめないという人も少なくありません。
赤ら顔は放置していても危険な症状ではありませんが、このように日常生活で受けるストレスは大きいものです。
赤ら顔のコンプレックスから解放されれば、日々のストレスの軽減にも繋がります。赤ら顔で悩んでいるという人は時間が掛かってしまっても諦めずに自分で出来ることから始めてみましょう。
改善すれば今よりももっと笑顔が増えること間違いなしです!
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。